2008/6/6 ひぐらしのなく頃に 解 目明し編を読み終わって



ひぐらしのなく頃に 解 目明し編を読み終えた。

何にも考えずに感想を書くと、「つまらなかった」だ。
こんなのが一大ムーブメントなの?こんなのでどうしてあんなにファンが出来たの?だ。

でも、それは違う。つまらなかったと感じたのは、私が望む、いや望んでいた結末とは違ったからだ。
私はハッピーエンド至上主義である。だから、この物語は楽しければ楽しいほど、拒絶したのだと思う。
詩音の性格も好きだし、魅音と圭一はくっついて欲しかったし、なによりこんな結末じゃあ悲しいだけじゃないか。
一人の人間が物語を終わりまで書いたのに、それを非難することなど他人には出来ない。竜騎士07さんの巻末のコメントを読んでも一切迷いがないように思える。
だから、他の本が積もり積もっているのにこの本を読むことを優先したのだろうし、それだけの集中力をつぎ込むことが出来たのだろう。

私は、この作品を名作だ、傑作だ、ということは出来ない。けど、この作品から受けた影響は間違いなくあると思う。それは絶対だ。
そして、読んで思うことは、竜騎士さん、一度ハッピーエンド書いてくれないすかね?だ。

ほら、圭一と魅音がいっしょにいて、詩音が誰かと手を繋いでる。そんな物語もいいじゃないか。

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