2008/3/2 冬絵、展



冬目景さんの原画展に行ってきました。
とにかく狭い、箱が。入場料500円だから、それほど大きいところを期待していたわけではありませんが、あんなに狭いとは思わなかった。ワンルームのマンションリビング+一部屋ぐらい。せめて、その倍ぐらいはあってくれよ、有名漫画家の原画展なんだからさあ。ちなみに、後期(3月9日あたり、うろ覚え)から絵が一部替わるそうです。

絵がね、とにかく好きなんですよ。冬目さんの絵。
その人の絵が好きだっていうのは、とにかくその人の初期のへたくそな絵(私より上手いですが・・・)もいいと思えることだと思います。だから、羊のうたの頃から、「ああ、これだ」と思った冬目さんの絵は本当にストライクだったんだなあと観覧しながらしみじみ思いました。
冬目さんのファンというと、八重樫スキーや千砂ファンが一番最初に思いつくのですが、私はハルが一番です。自分が暗いくせに、とにかく明るい人が好き。あのテンションがたまらなく好き。(赤い月の夜の主人公(空)は大分影響受けてます、まあ大分違う性格ですが・・・)イエスタデイは生涯三大漫画の中に入るんじゃないかなあ。
そんな訳で、滞在した三十分の間、ひたすらハルの絵のとこにいました。カンスケを優しそうな目で見るハルがとてつもなく良かったです。

ちなみに、今思いつくところの自己、三大漫画
イエスタデイをうたって(冬目景) →ストーリー、キャラクター。これ以上のものはない。
幽遊白書(富樫義博) →自分の十代はこの作品と共に在った。
天牌(嶺岸信明) →この漫画の中には漢がいる。役満が簡単に出てもそれは必然。

ついでに、三大小説(大好き編)
破軍の星(北方謙三) →もう二十回以上読んだ。北畠顕家は史上最良の武将。
DDD(奈須きのこ) →おそらく、handは生涯NO.1作品。
介子推(宮城谷昌光) →生涯で一番読んだ本。人の生き方が書かれている。

三大小説(影響を受けた編)
空の境界(奈須きのこ) →これがなかったら、小説は書かなかった。
竜馬がゆく(司馬遼太郎) →歴史好きはここから始まる。尊敬する人、二十年くらい坂本竜馬
黒い家(貴志祐介) →人の心の奥底、暗さ。小説で書きたいものの全てがここにある。

敬称略

一年後にはどうなってるかわからないけど、こんな感じです。

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